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時間の使い方は、すべて自分の選択

yasui



こんにちは、安井です。

今日は「時間管理」について書いてみたいと思います。

「とにかく忙しい!」「やることが多すぎる!」「優先順位ってどうつければいいの?」
こんな声は、リーダー研修や個別セッションの中でも本当によく出てきます。

そして僕自身も同じように感じたことが何度もあります。忙しさに追われて、気づいたら一日が終わっている。そういう日って誰にでもありますよね。

でも、よくよく振り返ってみると、この「忙しさ」って実は自分が選んでいることでもあるんです。


目次

1. 忙しいのは「快」だから?

「もう手一杯で大変です!」と口では言いながらも、なぜか忙しくしている方が落ち着く人っていますよね。実は僕もそのタイプです。

やることが詰まっていると「頑張ってる自分」を感じられて安心する。逆に予定がスカスカだと「これでいいのかな?」と不安になってしまう。

これって矛盾しているようで、実は人間らしい感覚です。忙しさはある意味「快」なんですよね。

ただし、その状態がずっと続くと危険です。なぜなら、本当に大事なことを見失ってしまうからです。

たとえば健康管理。睡眠を削ってまで仕事をしていると、短期的には回るけれど、長期的にはパフォーマンスが下がってしまいます。僕も研修で「睡眠不足」の悩みを耳にすることが本当に多いです。

だからこそ、時には立ち止まって冷静に振り返ることが必要なんです。


2. 忙しさの正体は「自分の選択」

ここで少し立ち止まって考えてみましょう。

なぜ自分はそのタスクを選んだのか?
なぜその予定を入れたのか?

よくよく掘り下げていくと、結局は全部「自分の選択」に行き着きます。

もちろん、仕事の依頼や家庭の事情など、自分のコントロール外に見えることも多いです。でもその中でも「どう受け止めるか」「どう動くか」という選択は必ず自分でしているんですよね。

つまり今の状況は、自分の選択の積み重ねの結果。これを意識できるかどうかで、次の一歩が変わってきます。


3. 見える化が突破口になる

僕自身、以前はずっと休みなく働き続けていました。気づけば2か月以上休んでいない、なんてことも普通にありました。その結果どうなったかというと、パフォーマンスが落ちるだけでなく「何を優先すべきか」が見えなくなっていたんです。

そんな僕を変えたのが「時間の見える化」でした。

一日の中で「何にどれくらい時間を使っているのか」を書き出してみたんです。すると、意外なことが見えてきました。

  • ついSNSに流れている時間が想像以上に多い

  • 「とりあえず対応しておこう」と思ってやっている雑務が積み重なっている

  • 逆に「やりたいこと」にかけている時間はほとんどない

このように見える化するだけで「自分はこんな選択をしていたのか」と気づけます。無意識の習慣に気づけると、行動を変えるきっかけが生まれるんです。


4. 優先順位は「未来の自分」から考える

よく「優先順位をつけましょう」と言われますが、これがまた難しいんですよね。

僕が実践しているのは「未来の自分にとって価値があるかどうか」で考えることです。

例えば、目の前のメール返信はすぐに達成感があります。でも、それを延々と繰り返していても、未来の自分が喜ぶとは限りません。

一方で、将来に向けた学びや体験に時間を使うのは、すぐに成果が出なくても必ず未来の自分に返ってきます。

だからこそ「この時間の使い方は、未来の自分を喜ばせるだろうか?」と自問してみると、優先順位が少しずつ整理されていきます。


5. 忙しさを言い訳にしないコミュニケーション

ここで少し視点を変えて「忙しさとコミュニケーション」について触れてみます。

忙しいとき、人はつい「それどころじゃない!」と相手を突き放すような言葉を使ってしまいがちです。でも、そんなときこそ承認や質問を意識してみると関係性が保たれます。

例えば、同僚が「これ見てもらえますか?」と持ってきたときに「今忙しいから無理!」と返すのは簡単です。でもそこで「今すぐは無理だけど、15分後なら見れるよ」と伝えるだけで、相手の受け取り方はまったく変わります。

これも結局「どういう言葉を選ぶか」という自分の選択なんです。


6. 遊びながら学ぶ「承認と質問」

こうしたコミュニケーションの習慣を自然に身につけるには、やはり体験が大切です。

そこで登場するのがカードゲーム『承認寺拳法アチョー!』です。承認の言葉をカードにして出し合い、質問と組み合わせていく仕組みで、遊びながら「承認と質問の循環」を体感できます。

これは時間管理と同じで、頭で理解しているだけではうまくいきません。遊びの中で「自然とできていた!」と感じることが、実践につながるんです。


7. まとめ:今の自分は何を選んでいる?

忙しさに振り回されているように見えて、実はすべて自分の選択の積み重ねです。だからこそ、時間の使い方を見える化し、未来の自分を意識して選び直すことが大切なんです。

そして同じように、コミュニケーションでも「どんな言葉を選ぶか」は自分次第です。承認と質問をうまく選べば、人間関係はぐっと楽になります。

というわけで、今日のテーマは「忙しさは自分が選んでいる」というお話でした。もし「やることが多すぎて大変だ!」と思ったら、まずは一度立ち止まって「今、自分は何を選んでいるのか?」と振り返ってみてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、良い一日を!


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