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質問型を実践するうえでの大きな誤解
今回は、
質問型を実践するうえでの大きな誤解。
というテーマでお伝えします。
以前、
『質問にまつわる5つの誤解と、その対処法とは!?』
という講座の中で、
質問型での【5つの誤解】
ということをお伝えしたことがあります。
そこで、
その中でも特に
参加者の反応が大きかったものを
ご紹介させていただきます。
あなたは誤解してませんか?
その誤解とは……
『“質問”がスラスラ出ると、相手が話をしてくれるようになる』
と
あなたは、思っていませんか?
もし、そう思っているとしたら、
これは大きな誤解です。
そうではなく、相手から見て、
『“話しやすい雰囲気“がある』
から話してくれるのですよ。
ということです。
例えば、
質問をこんな風にスラスラとしたとします。
『お名前は?』『名前の由来は?』『どちらから?』『お仕事は?』
『やりがいは?』『ご苦労は?』『将来は?』
これが出たからと言って、
相手は自分のことをどんどん話してくれません。
ひとつひとつの質問に対して、しっかりと、
『そうですか~』『なるほど~』『いいですね~』
『素晴らしいですね~』
といった、
承認(共感)をしっかり示すから、
相手は安心して、
あなたにいろいろと話をしてくれるのです。
『“質問”がスラスラ出ると、相手が話をしてくれるようになる』
のではない。
講座では、
『えっ!?ちょっとやりすぎじゃない!?』
というくらいに、
承認(共感)を示してもらうのですが、
全員が今まで全然、
承認(共感)を示せていなかった……
ということに気づかれていました。
そうなんです。
しっかりと共感を相手に伝わるレベルで示すから、
相手は心を開いて話をしてくれるのです。
繰り返しになりますが、
質問をするから、相手は話をしてくれるのではなく、
(承認)共感をしっかり示すことで、相手は話をしてくれるのです。
そこに質問を乗せるから、
圧倒的に本音や本心へとたどり着いていくのです。
仮に共感があまり示せてないのに、
先ほどのような質問を連発すると、
ただの取り調べです。
これでは、
気持ちよく、心地よく
相手が本音を話してくれるわけないですよね。
質問しても相手が答えてくれない原因
それらを実感した受講生の方々は、口々に、
これからは、
もっともっと(承認)共感を意識していきたいなと思います。
とおっしゃっていましたよ。
⇒でもこれが意外と難しい!
もし、
質問はしているんだけど、
どうも相手の反応が良くない……
ということに心当たりのある方は、
要因はほとんどこれになりますので、
これを読んでいるあなたも、
自分の目で、
しっかりと、
自分の承認(共感)レベルを確かめてみてください。
是非、今日からでも
相手に質問をするときは、
承認(共感)を意識しておこなってみてくださいね!
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質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。