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自分の気持ちや意見を伝える時の方法とは?
今回は、
【自分の気持ちや意見を伝える時の方法とは?】
というテーマでお伝えします。
特に、もしも、あなたが、
チームや部下を持っている、など、
マネジメントの際の
コミュニケーションに悩んでいる。
としたらお役に立てる記事になっています。
今回の記事は以前の記事の続きになっていますが、
取り扱うテーマが異なっているため、
こちら単独でも読めるようになっています。
参考:前回の記事はこちら
①【部下を承認・共感する際の心構えとその使い方について】
②【命令や指示ではなく部下に意見を伝えるためには?】
今回も引き続き、
読者のOさんからの質問にお答えしていきます。
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私は質問型を学んで、部下に共感することが
ほとんどなかったと気づきました。
しかし、反対に共感ばかりしていると、
部下任せになって仕事の進みが遅くなり、
だんだんイライラしてしまいます。
どうしたらいいのでしょうか?
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テーマに入る前に、
これまでお伝えしてきた内容を要約すると、
「物の見方・捉え方は人それぞれ」なため、
その人にとっての正解をただ、
フラットに「ふ~ん、あなたはそう見るんだね、そう捉えるんだね」
という気持ちで受け止める。
そして、その気持ちだけではだめで、
しっかりと、肯定的な態度や表情で受け止めること。
さらに、こちらの意見を伝える時には、
しっかりと話を聞いた後に、自分の意見を言う。
ということがまず大切です。
そして、今回の記事では、承認や共感はするけど、
その部下の考え通りに進めるのだけではなく、
こちらの意見もきっちり伝える!
ために具体的にどのように
伝えていったら(提案をしたら)いいのか?
という点をお伝えします。
「質問型」で提案する
「私からひとつ提案があるんだけどいい?」
と枕詞を伝えて相手に聴いてもらう体制整えます。
そして、意見を言った後、最後に必ず
「~と私は思うんだけど、あなたはどう思う?」
と質問してください。
ここで、意見を言いっぱなしだと、
上司の言うことですから、
指示と受け取ってしまうからです。
そして気を付けること、まだまだあります!
部下が「いいと思います」とか「それはどうかと思います」
等といった部下の思いを言ってきたら、
「なぜ、そう思うの?」
と質問してみてください。
なぜかというと、特に上司の意見をいいと言った場合、
理由を質問することによって、上司であるあなたの意見から、
理由を話していくことによって、相手の意見になっていくからです。
このようにしていくことで、
上司が提案したことであったとしても、
最終的には、部下の意見になる=自発的に考える人になるのです。
そして、Oさんの初めの質問にあったように、
部下任せになってしまって、進捗が遅くなることなく、
進めていくことが出来るようになるのです。
Oさん、いかがでしたでしょうか?
私からの提案を読まれて、どう感じましたか?
何か、感じたことありましたら、
また、お気軽にメールしてくださいね。
また、これを読まれたあなたも、
今回のお話でここがわからない。
私の場合は〇〇で困っている。
などありましたら、
お気軽にご相談、ご質問ください。
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こういったご相談にお答えしています。
前回、前々回の記事を読まれていない方はこちら
①【部下を承認・共感する際の心構えとその使い方について】
②【命令や指示ではなく部下に意見を伝えるためには?】
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それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。