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浅田真央さんの記者会見、あなたならどんな質問をする?

COLUMN

こんにちは。
質問型コミュニケーション協会の安井です。
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先日、フィギアスケートの浅田真央選手の引退会見がありましたよね。
ご覧になった方も多いのではないかと思います。

その記者会見での”質問”にとても注目が集まりましたよね。
世間では今、質問ブームなんて風にも言われているせいか、
これまで何度となく記者会見は行われてきましたが、
今回ほど、その質問に注目が集まったことはなかったのではないでしょうか?

そんな”質問”について、私だったらどうするかな~?
なんて思いめぐらせていました。
※答えは最後に書いております。

みなさんだったら【最後の質問】どうされますか?
せっかくなので募集します!
こちらへどうぞ!

私が、ぱっと頭に浮かんだのは、
やっぱり、
『浅田真央さんにとって、スケートとは?』
『浅田真央さんにとって、選手生活とは?』

ということですね。

でも、あとから、会見を全部観たのですが、
これはみんな途中で質問してしまっているんですよね。

私共の協会では、拡げるー深めるーまとめてもらう。
という3つの質問によって最後に相手の生き方、価値観を導き出す。
という前提があります。

相手の方の話をいろいろと質問によって具体的にしたり、
質問によって、価値観に気づいていただいたり、
このような前提をしっかりと積み重ねながら、
最後に
『ということは、浅田真央さんにとって、スケートとは?』
というように質問をするのがパターンです。

しかし、今回のような記者会見は、
そのような、ひとつの質問をきっかけにして、
話を膨らますということはしない、
ということが決まりなのでしょうね。

ですから、会見の中で突如、
『浅田真央さんにとって、スケートとは?』
『浅田真央さんにとって、選手生活とは?』
という質問い入るので、
答える側も難しかったのではないかな~と思います。

ですから、私たちは記者ではなく、
普段の会話においての質問を学んでいるのですから、
このような質問をする時には、
唐突にするのではなく、
徐々に心の内側へと進めていきましょう!

例えば、、、
「あらためて競技生活を振り返ってみて今の率直な気持ちは?」
「具体的には?」
「なぜ、そのように感じるのでしょうか?」
「たとえば?」
「それは、どうしてでしょうか?」
という形で、ひとつの質問から、深めていきます。
(記者会見ではたぶんこれが禁止なのだと思います。)

そして、相手の口数が多くなっていったら、
そして、生き方・価値観が感じられてきたら、
『ということは、あらためて浅田真央さんにとってスケートとは?』
というのがパターンです。

ぜひこのような質問の型を学びたい方は、
こちらにいらしてくださいね。

ということで、あの場にもしも私がいたら、
なんて質問するかな~と思って聞いていて、
最後に順番が回ってきたら、こう質問します。

あらためて、最後に。。。
『これまで頑張ってきた自分自身に、
 そしてこれからの自分に
 何て声をかけてあげますか?』

です。

↑ここには、すみません、あまり原理原則がありません。
⇒ないのかよ!と突っ込まれそうですが。。。

しいて言うなら、純粋な興味・関心を持って聞いていたら
こうなりました。

みなさんだったら、最後どのような質問で絞めますか?
ぜひ、聞かせてください!
こちらへどうぞ!
楽しみにしております。

追伸>ニュースで話題となった、
「トリプルアクセルに声をかけるとしたら?」
とか、普段はなかなか使わないユニークな「質問」って面白かったです。
そして、台湾の記者の方の質問も、司会者の意向は無視!?ですが、
面白いな~って思いました。